今では着物を日常的に着ることは多くないので、大半の方は着物をどうやって着ればいいのか悩まれると思います。
簡単なものなら自分で着られるよ!という方もいらっしゃると思いますが、大切な日には綺麗な着付けで望みたいものですよね。
そこで「着付け」をプロに頼もうと思っても
どのように予約するのか?
どこで着付けてもらえるのか?
具体的にどんなサービスがあるのか?
など、さまざまな疑問があると思います。
この記事では着付けについて
・どこに依頼すればいいのか
・着付けに必要なもの、準備しておくもの
・出張着付けとは
について説明していきます
着付けはどこに依頼すればいいのか
着付けの依頼先としては以下のようなパターンがあります。
①着物のレンタル店
多くの場合、着物のレンタルのは着付けが含まれていますが、オンラインショップの場合、着付けがついていないことが多いので別途依頼する必要があります。
②美容室
着付けのできる美容師さんがいる、着付け教室もしくは個人の着付師と提携しているなどの場合があります。どなたが着付けてくれるのかお店に尋ねてみてもいいかもしれません。
③着付け教室
ご近所の着付け教室も出張着付けの依頼先としてメジャーです。着付け教室ではほとんどの場合、教室の生徒さんが着付けに来てくださいます。
④出張着付け
お客様の家に着付け師が伺い、着物を着付けるサービスです。着替えなどを持ち運ぶ必要もなく、着物を着付けてもらった後は、普段と同じように家から出かけることができます。
着付けに必要なもの、準備しておくもの
・着物
・長襦袢
・帯
・帯あげ、帯じめ
・伊達衿(あってもなくてもOK)
・草履などの履物/足袋
・着物用の鞄
・髪飾り(必要な場合)
これら着物一式に加え、着付けのための着付け小物が必要な場合もあります
・腰紐
・ウエストベルト
・コーリンベルト
・伊達締め
・帯枕
・帯じめ
・タオル
・肌襦袢/裾よけ
・衿芯
これらの小物はレンタルに含まれている場合が多いですが、手持ちの着物を着る場合は、一式揃える必要があります。特に、久しぶりに着る場合は、家にそろっていても紐やゴムの状態が悪くなって使えないこともありますので、一点ずつ点検しておくと安心です。
タオルは温泉タオルなどの薄手のものが二、三枚あるとよいです。これは、胴体などに巻いて、着物に合うよう体の凹凸を調節したり、帯などを締めたとき、苦しくならないようにするために使います。
いずれも、着付師さんによって必要であったりそうでなかったりしますので、あらかじめ確認できる場合は尋ねておくと安心ですね。
また、着物は紐や帯を締めますし、普段の格好より重たくて苦しいと感じる方も多いです。着物を着る前日などは、しっかり食べて睡眠をとり、万全の体調を整えておきましょう。
体調が良くない場合や、授乳中、妊娠中の方、また生理などの影響で体やメンタルが万全ではない方。他にも疑問や相談があれば、遠慮なく着付師にご相談ください。着付けを工夫して少しでも楽に過ごせるようにすることができます。
出張着付けとは?
出張着付けとは、着付け師がお客さまの自宅まで伺い、着付けをするサービスのことです。
美容室やレンタル点で着付ける場合には、たくさんの荷物を持っていく必要があり、さらに着物に着替えた後にも、それまで来ていた服や靴を持ち運ばなくてはなりません。
出張着付けの場合には、自宅で待っているだけで着物を着付けてもらえるので、とても簡単です。移動時間が少なく済むので朝も楽ですし、普段と同じように自宅から出かけることができます。
小さいお子様がいる方、友達と一緒に着付けてもらいたい方などにおすすめです。
また、出張着付けの専門店は、小規模であったり個人経営であることが多いです。
料金やサービス形態、予約方法もさまざまですので、事前に細かく相談できると安心ですね。着付け師の交通費や出張費、早朝料金などの追加料金がかかることもあります。思っていた値段と全然違う!とならないように、きちんと確認しておきましょう。
着付け ひなぎく
当店ではオンライン予約を実施しています。
また、お客さまとのコミュニケーションを第一に考えており、予約前から、LINEで相談することが可能です。
・当日着る着物のコーディネートについて
・着物のサイズや小物はどうすれば?
・初めて着物を着るので不安
など様々なご相談をいただきます。
慣れない着物に対するお客さまのストレスを少しでも軽減するために、着付け小物のレンタルは無料でおこなっています。紐が足りない!補正用タオルを用意するのを忘れた!などのトラブルはありません。
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